新しいサービスデザインとその定着方法について

10月26日(月)は、図書館情報学特講Ⅱ (基礎情報論)、田村 俊作先生の授業を受講しました。

月曜日の集中講義(1限~3限、9時~14時40分)は、春学期も秋学期も公共図書館サービス系の授業が設定されています。月曜日が週休日の公共図書館員向けですね。

1回目の5日(月)は庁内ベンチャー事業の知事プレゼンのために欠席したので、私にとっては初めての授業でした。

課題としてあがっていた3つのテーマの中から、私は「新しいサービスデザインとその定着方法について」というのを選択し、ちょうど庁内ベンチャー事業で提案したサービスについて概要とその定着方法について発表しました。今後、論点を整理し,残りの3回で論点を掘り下げて行くということです。ソーシャルイノベーション研究プロジェクトといい、今回の授業といい、授業時間を使って、私の実務上の課題を大学の先生のアドバイスの元、受講生の皆さんと一緒に検討していくという、大変ありがたい展開になっています。

今日の田村先生のお話の中で印象的だったのは、「現職の人は理論が飛躍しやすい。そのことを意識してほしい。そのほうが物事が早く進むから実務的にはいいこともある。ただしうまく行かなくなったときに破たんしやすい。慶応大学で社会人向けの論文指導の時に力を入れてやってきたのは理論の飛躍を埋めることだった。」とのこと。私は特にその傾向がありそうなので、常に意識していこうと思います。

田村先生の退職記念論集を頂きました。とても嬉しいです。

図書館は市民と本・情報をむすぶ

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