京都がクリエイティブシティになるために必要なこと

10月26日(月)、夜は京都リサーチパークと京都試作センター主催の

クリエイティブ・テーブル テーマ 『京都がクリエイティブシティになるために必要なこと −文化ビジネスコーディネートとダイバーシティ−』 | Facebook

に参加してきました。

北林功さんは、『話題のイベントの作り方』でスピーカーのお一人として参加されていて、とても印象的な言葉をたくさん発しておられ、京都で意欲的に活動をされている方だと認識していたので、今回はより詳しく話が聞ける良い機会でした。

クリエイティブシティと言われているポートランドでの事例や、リチャード・フロリダのクリエイティブ都市論から見た、京都のすごいところ、足りないところの分析などを通じて、異なる職種(例えば伝統産業の職人とデザイナー)などの間にある壁を取っ払えば京都ってすごいんじゃない?その壁を取っ払う存在として活動しようと様々な取り組みをされています。

その話を聞いて、多摩大学大学院の紺野登教授が京都流議定書のイベントで「都市のイノベーション」として語られた中にあった「バウンダリー・オブジェクト」という言葉を思い出しました。

http://www.machinokoto.net/urban-innovation-in-kyotostyle/

異なるコミュニティやシステムの境界(バウンダリー)にあって、これらをつなぐものとしてのバウンダリー・オブジェクト、北林さんがやっておられることはまさしくそれで、図書館もそういう場に、図書館員もそういう存在になることができればいいですよね。